日本サミコン株式会社

企業サイトはこちら
025-286-5211 受付時間9:00~17:30(土日祝を除く) お問い合わせはこちら

トンネルの補修・補強工事にPCL(プレキャスト・コンクリート・ライニング)工法

トンネルの補修・補強工事にPCL工法 公開施工実績数 約3,000 件(PCL関連 80 件以上) 耐久性・安全性・施工性に優れ経済的で高品質 約30%コスト削減(施工延長30mのコンクリート覆工補強と比較した場合) ポイント:厳密な品質管理・安定した自立構造・不慮の荷重に強い・多様な内装が可能・専用機械で工期短縮・施工中の通行開放

全国対応 多様なトンネル変状原因と現地条件より最適なトンネル補修・補強工法を日本サミコンが提案します。 PDF資料を進呈中 お電話でもお気軽にご相談ください。025-286-5211 受付時間9:00~17:30(土日祝を除く) 資料のダウンロードはこちら

PCL工法でトンネルの安全、守ります

仕組みと構造

PCL工法とは…トンネルの補修・補強、および内装等を目的としたコンクリート版を用いたライニング工法の総称です。 PCL工法は自立した構造体です。トンネル横断方向で分割された円弧状のプレキャストコンクリート版を、あらかじめ構築された側壁の上に設置していく自立した構造体です。 基本構造は①既設覆工、②裏込めモルタル、③PCL版、④天頂部連結金物、⑤側壁、⑥根固めモルタル、⑦脚部金物。

4つのポイント

1.品質・耐久性 PCL版は厳密な品質管理の元で生産される工場製品であり、耐久性に優れます。PCL版表面に塗装や照明用インサートの埋め込みをすることができます。 2.安全性 構築されたPCL版は自立した構造で安全性に優れます。PCL版と地山との間に裏込めを充填することにより、不慮の荷重に対しても高い安定性が期待できます。 3.施工性 専用の据付機械を使用することによりトンネル工事の工期短縮が計れます。トンネル工事中も通行が可能です。 4.経済性 従来技術(現場打ちコンクリート覆工補強)と比較すると、施工延長30mにおいて、約30%のコスト削減が可能です。

トンネルの変状原因とPCLの効果

外力による変状:緩み土圧、偏土圧、地すべり、膨張圧、支持力不足、水圧、凍上圧、地震力。 外力以外の原因:材質変化、漏水。 その他:既設覆工背面の空隙、既設覆工の巻厚不足、インバート未施工。 これらの原因の中でも特に高い効果を発揮するのは、緩み土圧、膨張圧、地震力、既設覆工背面の空隙、既設覆工の巻厚不足

道路・水路・新設NATMに対応

PCL工法は主に道路トンネルに使用されていますが、水路トンネルの補修補強にも用いられます。また、新設NATMトンネルの覆工として使用できます。 3つの工法で様々な条件に対応:トンネル全面覆工工法・天頂部覆工工法(脚部受け台型)・新設トンネル覆工工法

実験データ

PCL工法は無垢の覆工コンクリートに対して、1.93倍の耐荷力を有します。 独立行政法人土木研究所での実物大実験 P-δグラフ 部分薄肉化PCL版を用いたトンネル補強工法に関する共同研究報告書

お電話でもお気軽にご相談ください。025-286-5211 受付時間9:00~17:30(土日祝を除く) 資料のダウンロードはこちら

作業工程をご紹介します

トンネルの補修・補強対策工選定フローチャート

補強・補修対策、設計条件確認「設計条件:線形・維持管理・付帯設備・岩種・計画断面・建築限界」、パネルの分割決定、パネルの断面決定「考慮すべき項目:維持管理(パネルの交換)・グラウトのシール面・力の伝達面」、パネルの支持と固定方法の決定、防水工の決定「湧水状況に応じ考慮すべき項目:全面シート防水(地山へ)・部分・未処理」、内装の決定「塗装:照明の省エネ化・コンクリートの中性化防止、タイル貼り:維持管理画面上」、裏込工の決定「地山状況に応じ:全面・部分」 設計条件より施工範囲を全断面か部分断面かを決定します。 考慮すべき荷重条件の例 PCL版自重、裏込め材注入圧、剥落覆工荷重、緩み土圧など

施工フローチャート

準備工、トンネル内設備の移設・切り離し、脚部受台工・側壁工、防水シート工、(型枠製作、PCL版製作、PCL版運搬)、PCL版設据付、脚部調整、頂部連結、(繰り返し)、脚部固定工、裏込め注入工、照明・付帯設備復旧、完成

PCL版の据付方法

PCL版の据付は、交通制約条件・パネルの分割数・質量・施工延長及び経済性などの諸条件より最適な方法を選択します。 スピンアーム方式:架設専用機械(スピンアーム)を用いた最も一般的な施工方法。機械自体がPCL版を直取りし架設するので、坑外での積み替えヤードを必要としない効率的な施工方法です。 フォークリフト方式:フォークリフトに専用アタッチメント架台を取り付け架設する施工方法です。 その他に、自走式組立架台方式、側壁走行方式、トラック搭載型簡易エレクター方式、専用エレクター方式があります。

安心の施工実績

30年の実績と信頼

PCL工法は1985年の初納入より30年以上の信頼と約100件の施工実績があります。(平成28年4月現在) PCL工法の初納入は1985年 30年以上の信頼 施工数約100件

ピックアップ事例 新玉山トンネル

写真:架設完了・スピンアームによる架設状況・頂部連結部分 工事概要「工事名:(主)築館栗駒公園線玉山1(新玉山トンネル)道路復旧工事、発注者:宮城県北部土木事務所栗原地域事務所、工事場所:宮城県栗原市栗駒沼倉玉山地内、工事延長:25.0m、内空幅:10.8m、上部工:PCL版架設工、PCL版:51枚、施工機械:スピンアーム、採用の経緯:平成20年岩手・宮城内陸地震で被災したNATMトンネルの覆工部分を2分割PCL版にて復旧 。」

ピックアップ事例 五明寺トンネル

お電話でもお気軽にご相談ください。025-286-5211 受付時間9:00~17:30(土日祝を除く) 資料のダウンロードはこちら

日本サミコンとは:日本全国 北から南まで日本中の現場で今日も自然と向き合っています!

会社概要

名称:日本サミコン株式会社、本社所在地:新潟市中央区弁天通一丁目8番23号、代表者:代表取締役社長 渡辺康夫、設立:昭和48年7月6日、資本金:9600万円、営業地域:全国一円、登録許可:・建設業 大臣許可 第4287号 ・建設コンサルタント 第7611号、従業員数:101名(平成28年4月現在)、事業内容:1.プレストレスト・コンクリート工事の請負および企画、設計、施工監理 2.土木一式工事、建築一式工事の請負および企画、設計、施工監理 3.土木構造物、建築構造物の維持、補修、補強および調査に関する事業 4.プレストレスト・コンクリート製品、プレキャスト・コンクリート製品の設計、製造、販売およびそれらの製造用具、付属資材部品の製作、販売および賃貸 5.災害防止工法、災害防止製品の研究開発および企画、設計、製造、販売 6.土木工事、建築工事用の設備施設、機械器具の設計、製作、販売および賃貸 7.不動産の所有、売買、賃貸および仲介、管理 8.有価証券等の保有、売買および運用 9.前各項に付帯関連する一切の事業、ISO9001認証 ISO14001認証:本社・北陸支店

強み

企画段階から完成まで一貫して請け負うトータル提案  綿密な現地調査から始めて、安全性・施工性・メンテナンスを含めた経済性・景観シミュレーション等細かな検討を加え、設計・製造・施工とトータルな提案が可能です。 設計から製造、施工まで請け負う道路防災の専門メーカー

日本全国への納入実績と自然の変化への対応力 最北端、最東端、最南端での施工実績もあり、自然の変化=お客さまのニーズに迅速且つ柔軟に応えることができます。 日本全国に数多くの製品を納入

実物破壊実験を反映させた高品質で安全な製品 理論、技術の研鑽はもちろん、各種実験によって集められた防災エキスパートとしての確かなデータを製品開発に反映させています。 世界でも類を見ないという実物供試体による、繰り返し実験データを基に設計・施工の手法を研究しています。 実物破壊実験施設での繰り返し実験 研究成果を反映させた製品の絶大な信頼 自然の力は時に人間の想像を超える猛威を振るうことがあります。そんな時でも安全を確保するために「考えて」「作って」「壊して」「確かめる」という研究開発に終わりはありません。 そして研究成果がフィードバックされた製品は、その確かさで多くの方々に絶大な信頼を得ています。

025-286-5211 受付時間9:00~17:30(土日祝を除く) お問い合わせはこちら

日本サミコン
  • プライバシーポリシー
  • お問い合わせ
ページトップへ戻る

Copyright © NIHON SAMICON All Rights Reserved.